OpenAIで「Codex」を担当するTibo氏が10月12日、ChatGPTの「Work」とCodexで使うAI「GPT-6.1 Sol」について、AIが一度に覚えておける量(コンテキスト)の初期設定を27万2千から50万へ、約8割増やしたと発表しました。
あわせて、月額プランから使う分には、長い文章を扱うための追加料金は取らないとも説明しています。

◆「覚えておける量」って何?
AIは、やり取りした文章や読み込んだ資料を、決まった量までしか一度に抱えておけません。この上限が「コンテキスト」です。数字は文字数の目安となる単位で、大きいほど長い資料や長い作業の流れをそのまま覚えておけます。
上限に近づくと、AIはそれまでの内容を要約して詰め直します(コンパクション=圧縮)。このとき細かい前提が抜けやすいのが悩みどころでした。Tibo氏は今回の変更について、この圧縮が起きる回数を減らし、長い作業でも話の流れや細かいニュアンスを保ちやすくするためと説明しています。
https://x.com/thsottiaux/status/2109430343346581527

管理人青瀬すい長い作業を任せたとき、最初に伝えた条件を忘れられないのは大事ですよね。
◆どこで、だれが使えるの?
- 対象:ChatGPTの「Work」とCodexで使うGPT-6.1 Sol(ふだんのチャット画面については、今回の発表では触れられていません)
- Workとは:ChatGPTの中で「Work」を選んで使う、調べもの・資料づくりなど、長めで何段階もある作業を任せるための機能です(OpenAIのヘルプより)。Codexはプログラミング向けです
- 使えるプラン:OpenAIは9月29日、GPT-6.1 SolをPlus・Pro・Business・Enterprise・Eduの利用者向けに、WorkとCodexで提供すると発表しています(いずれも有料プラン)
- 上限は変えられる:50万は初期設定で、自分で上げ下げもできます。GPT-6.1 Solの上限は100万です
◆料金はどうなる?
Tibo氏は続く投稿で、月額プランの利用枠から使う場合、GPT-6.1 Solの長い文章向けの追加料金は請求しないと書いています。
この説明は月額プランから使う場合についてのものです。OpenAIのヘルプによると、WorkやCodexの利用枠の減り方は作業の大きさなどで変わります。長い作業を任せるときは、残りの枠も見ておくと安心です。
ネット上の反応
コンテキスト倍増は神! ちょっと進めては圧縮、のループがなくなった。
定額プラン内で追加費用なしなら、ふだんは500kのまま、大きい作業のときだけ上げる使い方ができそう。
圧縮の回数が減って、長い情報をやり取りできるようになるのはありがたい。
長いものを扱う人には大きな変更。料金も高いほうで取られなくなるのはいいね。
長いプロジェクトの記録や分厚い仕様書を読ませたまま、前提を忘れずに考えさせる使い方が見えてきた。ただ、どこまで残してどこを切り捨てるかの調整はこれからが難所かも。
X上の個人の投稿(10月12日昼〜夕方)の一部を要約しています。
管理人のひとこと

長い作業をAIに任せたい人には、うれしい変更ですね♪月額プランの人は追加料金なしとのことなので、WorkやCodexを使っている人は、長めの作業で違いを確かめてみてもよさそうです。



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